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SNSおしゃぶり

私がSNSを使い始めた中学生ごろから今まで生きてきた中で、

SNSの危うさを教えてくれる大人に出会ったことはありませんでした。

なぜなら私たちは皆が皆、赤ちゃんで、いまだにSNSおしゃぶりをしゃぶり続けているからです。

少しおしゃぶりをやめる時期に達している人が少ないからだと考えます。

つまり、私たちはいつの間にかSNSという受動的な情報享受が恋しくなってしまい、

SNSを動かしてない時間の口寂しさを感じてしまうようになったのです。

一方、このように語っている私自身は、まだそのおしゃぶりをやめることができません。

朝起きると、ベッドのなかで無意識にスマホを手に取り、1番はじめにInstagramとTwitterの

通知を確認するためSNSを開くのです。1日の始まりが、SNSであることは異常です。

そして日本人特有の他人に介入したがらない国民性の影響から、

誰にも注意をしてもらえなくなってしまいました。この異常性にもっと早く気づき、

このおしゃぶりから卒業する日のために準備していかなければなりません。

​©️Ueda Satsuki   Spectacle daily life

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