こうして私たちは、SNSという、小綺麗にまとめられた写真と言葉に当たり前に慣れ親しんでしまい、

いつの間にか『そちらの世界の住人』と錯覚してしまっているのではないでしょうか。

つまり、綺麗な写真に綺麗な言葉を並べ、それを本当の自分と思い込んでしまう

のではないかということです。受け手（見る側）からは、事実を変えられていても気づかないですし、

見せられたままのものを事実として認識します。

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本人が見せたいものしか見えないのに、その情報のみで、本人を理解し判断しています。

明かさない限り『綺麗な人』であり続けることができます。（顔が綺麗などの話ではなく）

ですが、SNSを利用する者ですべてが綺麗な人などは幻想であり、非現実的であるのです。

どうしてもSNSを使い続ければ続けるほど、SNSと現実との乖離に気づかなくなるのです。

気づけば、そちらの住人になっているのです。