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この部屋について

他者に見せるための日常と他者から見えない日常のダブルイメージで構成。

鏡をストライプに、スペクタクル(見せもの)とリアル(現実)で交互に並べたものを用意しました。

日常も非日常も同時に生きながら、現実とSNSを混同することの危険性を

自覚しなければならないということを比喩しました。

SNSでのスペクタクル世界(見せもの世界)は、リアル(現実)の延長ではなく、

『別の部屋』であるということを認識しなければならないことを表すために制作しました。

ストライプの意味

ストライプを使用した理由としては、ストライプが2色が交差する模様でありながらも、 

どんなに線を細くしても決して交わることはないからです。

つまり、普段の日常(現実)とSNSを交互(見せもの)に行き来する我々は、 

リアルとスペクタクルを混同してはいけない、誤って、 混ぜて考えてはいけないということを

意味しています。 本書のストライプは、読み進めていくほど幅が

だんだん細くなります。画像の解像度が高くなるにつれて、本書の理解度が高くなる意味があります。

​©️Ueda Satsuki   Spectacle daily life

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